第11回全国大会(岩手大会) 開催要綱

全国児童福祉安全委員会連絡協議会 第11回全国大会(岩手大会) 開催要綱

大会テーマ 「社会的養育における安全委員会方式の意義と広がり」

~小規模化・地域分散化における実践を中心に~

 1.開催趣旨                                            

平成29年に国から「新しい社会的養育ビジョン」が示され、今後、児童養護施設等は小規模化・地域分散化、多機能化・機能転換が一層求められることになった。児童養護施設等には、より専門性の高い個別化された養育が必要となるが、一方で施設の小規模化・地域分散化は、職員の孤立や連携の難しさ等の課題があることも事実である。安全委員会方式は10年以上にわたり、子どもたちの成長基盤である安全・安心な生活を保障する取り組みを行ってきたが、小規模化・地域分散化の問題は、安全委員会方式にとっても課題であることに変わりない。そこで、今大会では、小規模化・地域分散化の中における実践を中心に、様々な領域への安全委員会方式の広がりを含め、社会的養護における子どもたちの権利擁護と安全委員会方式が担う意義と機能について改めて学び、参加者相互に研鑽し、さらなる発展を見出していく機会となることを目的とする。

 

2.主催

全国児童福祉安全委員会連絡協議会

主管:全国児童福祉安全委員会連絡協議会第11回全国大会(岩手大会)実行委員会

3.後援

岩手県 盛岡市 岩手県臨床心理士会 岩手県児童養護施設協議会 岩手県里親会

4.開催日時

令和元年10月31日(木)12:30から11月1日(金)12:00まで

(1日目受付11:30~) (2日目受付8:30~)

5.開催場所

アートホテル盛岡

住所 020-0831 岩手県盛岡市大通3丁目3-18(019-626-9083)

6.対象

児童福祉関係者 安全委員会関係者 行政関係者 教育関係者 医師 臨床心理士 他

7.参加経費

大会参加費      7,000円(資料代含む)

宿泊費     16,500円(一泊朝食付・情報交換会費含む)

*アートホテル盛岡シングルご利用の場合

情報交換会費      7,000円(宿泊せず情報交換会出席の方)

取扱料金        500円(保険料等)

 

8.参加定員

150名

9.参加申込

   参加をご希望される方は、別添参加申込書に必要事項をご記入のうえ8月31日まで

「東杜観光株式会社」宛にお申し込み下さい。

10問い合わせ

【大会に関する問い合わせ】

住所 020-0133 岩手県盛岡市青山一丁目25番2号

電話:019(647)2143 FAX:019(647)2842 Eメール:ip.wakou@basil.ocn.ne.jp

児童養護施設 和光学園 担当 藤森・長田

【宿泊・情報交換会・会場アクセスに関する問い合わせ】

住所 020-0062 岩手県盛岡市長田町3-18

電話:019(651)3737 FAX:019(651)3711

東杜観光株式会社 担当 四戸

 

11.日

第1日目(10月31日)

11:30

~12:30

12:30

~12:50

13:00

~14:30

14:30

~14:50

14:50

~16:50

16:50

~17:00

17:00

~17:50

18:30

受付 開会式 基調

講演

休憩 パネルディスカッション 休憩 分科会 情報交換会

*第2日目の8:00より「安全委員会連絡協議会総会」を行います。

 

第2日目(11月1日)

8:00

~8:45

8:30

~9:00

9:00

~11:30

11:30

~12:00

総会 受付 分科会 閉会式

 

12.大会プログラム

日時 内容
10月31日 第1日目
11:30~12:30 受付
12:30~12:50 開会式

歓迎の辞 第11回全国大会実行委員長

児童養護施設 和光学園長 鈴木 美津子

会長挨拶 全国児童福祉安全委員会連絡協議会 会長 築山 高彦

来賓挨拶 岩手県

盛岡市

 

13:00~14:30 基調講演

(仮題) 施設入所児童のアタッチメントについて考える

~護り護られることのへの信頼という視点~

九州大学院 教授 當眞 千賀子

14:30~14:50 休憩
14:50~16:50

 

 

 

 

 

 

 

 

パネルディスカッション

テーマ「安全委員会方式の意義と広がり~さまざまな立場から~」

発表者

1.京都府 児童養護施設 桃山学園

主任(心理担当)西山 達二

2.岩手県 児童自立支援施設 杜陵学園

主査児童自立専門員 佐藤 好許

3.山形県中央児童相談所

児童緊急対策課長 中島 貴史

4.岩手県 自立援助ホーム ステップ

和光学園 副園長 藤森 祐司

コメンテーター

田嶌 誠一(九州大学名誉教授)

司会

萬屋 育子(岡崎平和学園・あいさんテラス委員長)

16:50~17:00 休憩
17:00~17:50 分科会(施設等の紹介・課題)
18:30~ 情報交換会

 

 

11月1日 第2日目
8:00~8:45 全国児童福祉安全委員会連絡協議会 総会
8:30~9:00 受付
9:00~11:30 分科会

○第1分科会 (*安全委員会方式導入施設・自治体向け)

実践発表とグループディスカッション

テーマ「小規模化・地域分散化における実践」

発表者

1.岩手県 児童養護施設 一関藤の園

基幹的職員 平 翔太

2.山口県 児童養護施設 ライクホームはるか

個別対応職員 鳥村 道隆

3.北海道 児童養護施設 羊ヶ丘養護園

児童指導員 小野 一貴

グループディスカッション内容

・小規模化、地域分散化

・安全委員会活動の取組み・情報共有

・乳児院での取り組み・情報共有

グループ発表

司会

九州大学大学院 准教授 飯島 秀治

 

○第2分科会 (*安全委員会方式未導入施設・自治体向け)

研修「安全委員会方式についての理解」

1.安全委員会方式についての理解

山形県中央児童相談所  所長 五十嵐 哲朗

2.安全委員会方式の実践

三重県聖マッテヤ子供の家 GM 公認心理師 佐藤 信太郎

11:30~12:00 閉会式

総括コメント   九州大学名誉教授 田嶌 誠一

次年度開催県挨拶

閉会の辞